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本能の作り方・神の作り方(脳の作り方)
本能の作り方、神の作り方(脳の作り方)
詭弁・奇弁・危弁
いちいち訂正しなければいけないのが面倒ですが…
脳単体は何らかの意思を持った生き物ではありません。
脳は意思を持った生き物ではなく単なるパーツととらえる方が判りやすいかと思います。
十分に育った人体の脳を取り出せば単体で意味を成すかもしれませんが、最初から脳単体では空っぽのままです、というか育ちません。
同様にすべての意思決定は脳ではなくインプットされた情報により決定されます。
たとえば脳が用意したお皿の上で、人間が神を創造するわけで、脳が神を作ったわけではないということです。
なので、『なぜ、脳は神を創ったのか?』はもしも有識者が口走った場合、それは売れ線狙いとなります…
実際には、どのような解説をしようと、事実は事実だし、わかったふりができるのが正解だし、間違っていればそれは前振だし、売れればそれも正解なので、すべては真なりですが・・・
同様に、本能も脳が作ったものではありません。
生まれる前から決まっているわけでも、人類皆同じでもありません。
「生まれた時から備わっているのが本能」でもないし、生まれるという言い方も正しくありません。
出産時期なんて不定なので、このタイミングを指針とするのはお勧めできません。
では、その個性的な本能はどうやって備わるのでしょうか?
それは脳の構造を説明することでご納得、すっきりすることでしょう。
まず、脳は人間の一部としてとらえるのがよいと思います。
脳は独立した個人、たとえば鈴木真さんの中の脳は鈴木健一郎などと名前はついていません。
いくら複雑で解明できていないからって、それほど個性的でもありません。
ふつうに構造上の特性があるだけです。
では本能の作られ方から説明しましょう。
続きを読む・・・(次回)
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