「がってんだ」
ミカは改めてとどめを刺そうとしたが、おじいちゃんは再び腹話術のようにローマ字言葉でしゃべりだしました。
「チョッ…
※本論文は原文を「Weblio翻訳」した文章です。
ノストラダムスの大誤算と予言から帰する終焉(草稿)
F・ヒデオ* 利権研究…
引き続きミカの発した「がってんだ」から時間は止まったままです。
そしてさらに時を進めF・ヒデオ氏の末路までお伝えします。
 …
ミカは刺せと言われれば喜んで幾らでも刺せる。そのことに抵抗どころか生きがいを感じるところだが、今回はあいにく邪魔が入った。
刺そうとし…
「おぉぉ おぬしは」
「あっ おじいちゃん。お元気でしたか?」
「まあな、この間おぬしに殺されたばっかりじゃがのぉ、この通り、元…
「ワシはあんたをまっとんたんじゃよ」
「あんたにあって伝えねばならぬことがあるのじゃ」
人を刺したというのに…
「オオ~ぅ」
・・・
「オジョーさん、お待ちなさい」
テクテク逃げようとするミカにオジサンは声をかけた。
「これこれ…
ミカは刃物を見ると異様にゾクゾクする。
それは恐怖心ではなく、むしろ恐怖心を与える側のそれである。
同様に人に危害が及ぶようなもの全…
ミカはある日を境に実に不愉快きわまりない人間に成り下がった。
もともと取るに足らない自分であったのであるが、さらに「不愉快な人間」の烙…