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タイムトラベルの実情
タイムトラベルの実情
「それでは片道切符でのタイムトラベルを実現させましょう。
最初に皆さんの常識の概念という壁を取り除きます。
タイムトラベルについて。
タイムトラベル、タイムマシンは夢物語と言われてきました。
実在していないから、と。
まずこの大きな間違いを改めることから始めましょう。
もしも、過去、未来を行き来できるタイムトラベルが実在するとしたら、
それは、残念なことに、
見渡せば自明の通り、未来型ロボットやデロリアン号ではないでしょう。
しかし、ミクロの決死圏のプロテウス号ならどうでしょうか?
そして、もっと小さなもの、細菌レベルのもの、あるいは遺伝子とかならどうでしょうか?
それはタイムトラベルではないとお思いですか?
改めてお伺いしますが、タイムトラベルとは何でしょうか?
タイムトラベルに必要な物は何でしょうか?
それは意識ではないでしょうか?
あるいは意思ではないでしょうか?
遺伝子を送っても大人になるまでに時間がかかるって?
そんなにのんびりしていられないって?
そもそもタイムトラベルの時間的概念を理解していないのでは?
例えばこうです。
生きたい年月の20年前に遺伝子を送り、20年後のその日に、タイムトラベルで送り届けられたことを思い出し、戻るときも過去にタイムトラベルした日の20年前に遺伝子を送り、そのタイムトラベルした時刻の数分後に過去にタイムトラベルしたことを思い出す。
どうでしょうか?
要件を満たしていることがおわかりですね。
ということで、タイムトラベルで送り届けるのがタイムマシンでも人体そのものでもなく、現時点で送り届けられるサイズのものでよいことになりました。
さて現在送り届けられることが証明されているもので、量子テレポーテーション、ってのがありますね。
さあ、
夢ではなくなりましたね。
さあやってみましょう。」
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