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意識の定義(新解明国語辞典)
strong>いしきのていぎ【意識の定義】
現時点では解明できていない自我のようなもの。
定義が定まっていないにもかかわらず、その実態についてまじめに議論が盛り上がるというお馬鹿な状態の代名詞。議論百室、侃々諤々なほど赤っ恥である。人類は言語能力と画像処理能力があるため、『意識とは』という『カオス』を手に入れとても喜んでいる。
その『カオス』度は解明好きの人種(科学者)ですら未だに解明ができていないほどである。
しかし、客観的にみると『意識とは』の定義すら定められていないという解明以前のお粗末さが垣間見える。
(新解明国語辞典,第2版,2020年)いしきのていぎ【意識の定義】
遺伝子が処理能力を高めるために創り出した仮想ステージのこと。
仮想ステージでは、ほぼリアルタイム処理のほか、睡眠時には、バッファーの遅延書き込みや、遺伝子のバイアスが加わった妄想の書き込み処理が脳内マップに行われる。※1
21世紀までは言葉で表せるものを意識と呼んでいたが、動物愛護団体と原始人愛護団体の苦情により22世紀にその範囲が広げられた。(新解明国語辞典,第8版,2120年)
画像処理や言語処理が繰り広げられるので、意識はいかにも「意識」であるが、その実、単なる条件反射にすぎません。
いかにも意識がコントロールしているようだが、事実は逆で、画像・言語処理の負荷により、無意識より処理スピードは低下します。下等動物ではモールス信号のような2進法から始まり、高等生物になるに従い低周波から高周波までの音声(低周波)、目が備わっている生物では光による映像(高周波)まで、その解像度により、ステージのステージは上がります。※2
遅延処理の都合で仮想ステージが発生したというのが意識の始まりです。
仮想ステージの場所や数に大きな意味はありません。たまたまそこにあるだけです。皮肉なことに、生物の進化に伴う解像度の向上とともに、反応・処理スピードは降下しました。
そのため、キャシュやバッファー、さらには遅延書き込みのたぐいの技術が進化しました。※3特に処理が追いつかなかった時には、就寝中にその処理が行われます。
仮想ステージに展開するときの展開場所やそのマッピング技術やインデックスのツリー構造などの進化により、処理能力はどんどん高まりました。
そして、言語が発生するに至っては、とうとう自我が芽生え、
意識はとうとう<我思う故に……>という有名なオカルトになりました。

仮想ステージ
< 本記事はSF小説の記事です。 正しくはWikiで! >
※1
脳内マップは1枚ではなく複数枚である。
脳内マップの内容によっては多重人格と呼ばれてしまうこともある。
詳細は本サイト別ページを参照のこと。
※2
目と耳では耳のほうが反応速度は速く、視界においても中心視野より周辺視野のほうが反応速度は速い。
※3
その技術の進化による処理スピードの差は、紙と鉛筆と、ハードディスクほどの差です。
ちなみに、意識と無意識との差はハードディスクとメモリーほどの差があります。
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