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自我の作り方とプロジェクションマッピングによる自我の成りすまし方
自我の作り方とプロジェクションマッピングによる自我の成りすまし方
自我の作り方
え〜それでは、前回に引き続きまして自我の作り方をご紹介します。
既にご存知の通り、自我は我(われ)ではありません。
その自我は誰の意識かわからないし、
その自我にしたってただのバッファー処理中のことであることは前回お伝えした通りです。
遅れて参加された方のために、改めておさらいいたしましょう。
旧来は、何か難しいもの、説明しがたいものの代名詞のような位置付けに君臨していた自我という概念が、実は大したことでないということは、もう皆さんはご存知です。
はい、自我とは、バッファー処理中の暇つぶしのことですね。
要するに選択処理が必要になった時に、あるいは過去の情報からデータを引き出す時の、待ち時間中に現れる、待ち時間中のその様のことですね。
哲学者的には、自我とは低俗なものには存在しない、高俗なもののみにもたらされる高貴なもののように語られたりするのですが、実のところ即断できれば、まるで存在する必要のない、自分の処理能力の低さをごまかすための隠蔽工作のようなものです。
自我とは、処理能力の低さと、加えて、肝心の対象への集中力の低さからくる雑念、あるいは怠惰なものによって発生した概念なんですね。
ともかく「その様」が昆虫や、低俗な猿との決定的な違いとなります。
その様を展開するところ、時には一時置き場だったりするその場所が、立体的でなおかつ文字情報付きなわけなわけです。
例えば、十分に意思を持って生きている猫やワンちゃんが、自我的ではないのは、本人が猫語、ワンチャン語を理解していないこと、たったそれだけのこととなります。
その証拠に、皆さんの場合は、ミジンコ中に始まりほとんど猿として世に出た後も、しばらくの期間は明確な自我を感じてはいないものの、意思自体は充分に存在していたことを思い返せるはずです。
かくして、意識とは明確に線引きされた自我というものは言葉によって、初めて体を成すわけです。
したがって、我思わなくたって我はあるのですが、自我のない我はその再現性のとぼしさから、感情と言えるほどのものにはなりえないと言えることがわかりますね。
あ〜っ「うちのメリーちゃんは感情がある」とおっしゃられるのですね。
う〜ん・・・条件反射を感情、感情を自我と言ってしまったら、Peppar君の自我を認めてしまうことになってしまうのでここではなしにさせてください。
そして肝心の自我が自我となり得るのは、我思えるその内容が、それなりに高度であることが必須となるわけですが、それを可能にするのが、前述の文字遊びに加えて、それをちりばめる脳内マップとなります。
この脳内マップは3次元だけでは足りないので4次元、というよりは4DFXというのが適切です。
脳内でそのマップが正しく展開されるとめでたく自我となるのですね。
とはいえ、現在、2015年の時点でタイムトラベルが実現したという話が聞かれないことからわかるように、まだまだその道のりは遠いわけです。
例えばそのマッピング方法ですが「ワンス・アポン・ア・タイム」(TDL)でおわかりのようにまだまだ光度が足りておりません。単発照射ではまるで足らず数十本の照射でもあの程度で、後面からの照射に至っては花火で済ましているのですから。
話を戻すと、その脳内に展開された4次元動画、すなわち脳内マップを軸に、そこに、微妙につじつまの合わない文字列をダラダラとちりばめるとめでたく自我の完成です。
もちろん触覚、嗅覚に訴えれば尚良しです。
肝心なことは、言い換えると、犬猫でも自我はモテるということです。
犬猫にしてもそれなりのマッピングじ時間差処理は行われていることでしょう。
そこに、犬猫たちが感じているだろう感情表現にピッタリの言語、実際には言語も低次元なうちは視覚情報とイコールなので、を見せてやれば良いことがわかります。
犬猫の自我は、その周囲の高等生物、すなわちヒト型〜が犬猫の気持ちに沿った、表現なり音声なりテロップを見せてあげれば良いということがわかります。
現状の問題は、ヒト型より劣るその脳力とその生存期間出会ったのですが、幸い、以前は数年だったその寿命が昨今では数十年にまで伸びています。
したがってそろそろ、うちの二十歳になる「タマ」にも自我が芽生えてくる頃と期待している次第です。
犬猫に期待しがちですが、実情では彼らよりも空間マップ処理が格段に優れている鳥類の方がはるかにより自我の芽生えの段階に近いと言えます。
例えばヒト型4歳程度の処理能力を持つインコ系の方々に対し、狭い世間の中で生活に必要な意思を持たすことで、現時点でも自我を持たすことが可能なのでは?と私は確信しております。
「井の中のインコ大海を知らず、自我を知る」ですね。
自我の成りすまし方
さて、
本講座は、タイムマシン、あるいは時間旅行に関する講座となっております。
哲学でも心理学講座でもないので、自我そのものについてはこの辺にして、肝心の時間旅行への実装方法にうつらさせていただきます。
アっ
続きます。

舞台上の舞台で演じる口パクミッキーの自我は舞台上の舞台の口パクミッキーを操る舞台上のミッキーの内部に潜む正社員のお兄さんのもの
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