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憑依の大敵は生理的障害

憑依の大敵は生理的障害

猫の挨拶は伊達じゃない。

我々のキッスだって伊達じゃない。

しかしそのメカニズムは、タイムトラベルというか、量子テレポーテーションというか、ほとんど憑依に取っては大敵というか、脅威というか、ほとんど拷問といえます。

なにせ、キッスから始めるのではなく、いきなり交わるのですから。

猫の挨拶

挨拶代わりのキッス by タマ

めでたくタイムトラベルが出来たとしても、、実際にはいろいろクリアしなければいけないことがたくさんあるわけで、今回もその1つ。

快適にトラベルするためには、お借りする肉体と事前に親しくなっておく必要があります。

そのためには、本人に親密に接触するか、実際に本人になってみないとわからない情報を入手する必要があるのです。

それは、

キッスからはじめる

 

御存知の通り、我々の行う深いキッスは唾液交換を行うことで、免疫というかDNAというか、ほとんど敵対しないように、混ぜあい、なれあい、そしてほとんど抵抗をなくすために必要です。

同様に、軽いキッス、例えば猫のキッスはそこまで親密ではない環境においてかわされる行為です。

実は人間でも同じなのですが、まずはわかりやすい猫での説明から始めます。

 

犬でも猫でも、人間よりは嗅覚が優れています。

その犬でも猫でもが、挨拶にキッスという手段を行うのは何故だとお思いですか?

そう、お互いの臭いを確認するためです。

 

その犬でも猫でもは「嗅覚が敏感だから、その敏感さでお互いの微妙な匂いを嗅ぎ分け識別している」とのよく説明を見受けます。

 

これが大筋あっているようで、実際は大間違いです。

 

まずは、微妙な匂いの違いではなくて、実は大変くさいということです。

ものすごく臭いのです。

 

この臭いが、実は遺伝子的なわけです。DNA的なわけです。

それぞれの個体ごとに異なる臭いを放っているわけです。

その匂いは、暫くオフロに入ってないとか、汗臭いとか、おならとかうんちとかとの匂いともチョット異なります。

やはりそれは性的な箇所の匂いに近いものですが、それも、自覚しているとおりとは異なります。

そういう意味では身の回りの方々の匂いを嗅いでもそれは正しくは認識できないでしょう。

 

どのような臭いかというと、

身近な例でいうと「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の探偵の、お笑いコンビ「スリムクラブ」の真栄田賢は耳の後ろが臭いと自白しております(犬でも猫でもなくて人間ですが・・・)。機会があったら嗅いでみましょう。

 

自分の匂いに気がつくこともあります。

それは、鼻の病気とか、著しく体力的に消耗して、理性が働いてない時とか、あるいはお風呂あがりにリフレッシュしすぎた時に感じられます。
風呂あがりに、洗いそこねて変な臭いが漂っている時、実は自分の鼻くその匂いだたりすることがあります。その匂いは、実はいつも自分が放っている匂いと、臭さ的には同じでも、フィルターの設定を間違えて、いきなりその匂いの正しい臭さを感じてしまったりするわけです。

 

 

次に、その臭い匂いを、嗅ぎ分けているのではなく、その臭いへの順応力というか、慣れというか、どのくらい臭いかが、あるいは臭くないかが、敵対関係なのか、初顔合わせなのか、仲良しなのか、あるいは空気のような存在なのかで判断するわけです。

 

重大発表

そうです。

実は犬でも猫でも人間でも、みんな等しく、著しく臭いのです。

そして自分の匂いが臭わないのは、そのにおいが嗅覚に届く前にフィルターされているからです。

そのフィルターとは「いかに自分か?」、あるいは「いかに無害か?」、あるいは「以下に危険か?」とかのフィルターなわけです。

 

犬でも猫でも、いきなり仲良く慣れるか、敵対するか、あるいは時間を要するかが、その、種別や、育ちや、食事環境や、親密度などで判断しているわけです。

 

人類の場合は、少し違って、相性が悪いのを隠すために、香水だの媚薬だので、その交際期間を大幅に短縮、あるいは省略して、より効力のある唾液交換へと突き進むわけです。

なので、成田離婚、別居、熟年離婚などの弊害が発生しておる次第なのですが…

遺伝子的には

遺伝子的にはそのシステムはとても効率がよく、素晴らしく機能しているわけで問題なかったのですが、ことタイムトラベルの必要が出てくると、チョットあまりよろしく、ありませんでした。

しかし、タイムトラベル的には、もしかしたら匂い的な相性が最悪な組み合わせがあるやもしれません。それでは臭くてたまったものではないためいその臭の仕組みを解析しておく必要があります。

遺伝子なりDNAだかRNAだかを解析して、ベストな組み合わせのみに許可するか、あるいは遺伝子操作を施してからトラベルするかが選択肢でもあり、現時点の課題でもあるわけです。

 

ということで

憑依の大敵は生理的障害

ということで前途多難な一端でした。

 

 

 

 

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