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化け猫とペットロス
突然ですが、もっときちんと説明しろと、隣のサイトの『にゃまとめ』からクレームが入りましたので、改めて自我について真面目な部分も交えて進めさせていただきたいと思います。
化け猫とペットロス
化け猫の正体
今更言うまでもありませんが、化け猫の正体は化け猫扱いする、人間側の後ろめたさにほかなりません。
犬ほどには騙されそうにもないそのまっすぐな目に見つめられて「日頃の行いの悪さ」を「マルッとお見通しよ!」とばかりに、その「悪代官」たちのほんの少しばかり残った良心やら世間体によって、自らの精神が、その研ぎ澄まされた猫爪によって、引っ掻き回されてしまうのです。
とんだ濡れ衣を着せられたネコちゃんたちは。そもそもの猫嫌いに始まり、尾の長さや、その猫相により3年(中国)、7年(広島)13年(沖縄)などと化け猫年齢を決めつけられ、あの手この手で悪者として抹消させられるという悲しい運命を辿っていくわけです。
さらに、自業自得でザマアミロですが、その悪行転嫁のそのツケは、今度は夢枕で「まっすぐなお目々」に憑きまとわれれてしまい、ますます化け猫退治に歯止めが利かなくなってしまいました。
踊るネコちゃんに至っては単なるエロオヤジの言い訳!
「気持ちよく酒を飲んでいたら、妖艶に踊る化け猫にかどわかされ、気がついたら身ぐるみ剥がされ、全財産奪われ、精根尽きた」ってか
化け猫降臨
実際にはお魚を咥えるくらいしか悪事を働かないのですが、その野性味あふれる牙や爪による攻撃はそれなりの恐怖を伴うので、悪者たちの作戦はまんまと成功裏を納めるのです。。
かくして化け猫が誕生するわけですが、その生誕が狐や狸よりもずっと後年なのは、単に来日したのが奈良時代だからでしょう。
紀元前にも生存していたとされる猫骨はきっと時間旅行に失敗したネコ型ホモ〜の残骸だと思われます。
化け猫自体はそうした想像の産物の他に、実際にネコが化けたもの、人が化けたもの、過去からの怨念、未来からの冷やかしなどがあるのですが、それとは別に善意による想像の産物や、善意によって造り出されたネコちゃんたちも存在します。
いわゆる「ペットロス」や「ネコ型ロボット」たちです。
化け猫とペットロスの境目
罪の重さによって苛まれるやつらはほおっておいて良いのですが、想いの強さが転じて自らを責めてしまうペットロスはいたたまれません。
特に想いが強すぎて気がついたら自らが化け猫というのはよろしくありません。
これではますます悪者にされてしまいます。
前述の通り、後ろめたさから生まれるのが化け猫、
愛しさから生まれるのがペットロスときっちり線引きがされて欲しいものです。
普通に生活を伴にしてきた相方を亡くした悲しみによるペットロスにしても、その悲しみは過去に向けるのではなく未来に向けて欲しいものです。
なぜなら、ペットロス状態になる時点で、その相方に対して後ろめたさを感じる必要はどこにもないからです。
後からあれこれ思う後悔はきりがないし、その後悔する内容を生前にその通りに行うことはきっと叶わないことだったからです。
それよりも、もしもたくさん思うことがあったら、それをたくさん次の世代に伝えことにより、より双方が住みよい社会になっていくことでしょう。
ところでその感情豊かで、表現も豊かなネコちゃんたちですが肝心の本人たちの意識、というか本人たちは飼い主たちをどう思っていたのでしょうか?
ここで本サイトの趣旨に戻って、説明を加えていきましょう。
題して「憑依と自我」というのを次回に・・・ 続く

佐脇嵩之『百怪図巻』より「猫また」 ぽんぽこたぬきの腹太鼓ならぬ、自腹三味線

歌川国芳画『梅初春五十三駅』。1835年(天保6年)に市村座で上演された同名の歌舞伎の場面を描いたもの。ネコが化けた老女、手拭をかぶって踊るネコ、行灯を舐めるネコの影などが描かれている。
ネコちゃん派の皆さん
ご安心ください。
遺伝子はとうとう期待に応えました。
1974年に生まれた次世代型のヒト型ホモ〜はなんと、飼いネコ型〜
イギリス生まれの日本人の彼女が次世代型だとしたら、、、
理想の暮らしが実現するかも!(食っちゃ寝)
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