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三日で分かる脳内マップと遺伝子マップ
「ゴホン。
本講演『三日で分かる脳内マップと遺伝子マップ』では、タイムトラベルをするうえで重要な遺伝子の取り扱い方についてお話いたします。
脳内マップと、遺伝子マップという、脳の仕組みと遺伝子の仕組みを知ることで、タイムマシン開発のロードマップが皆様にも見えてくることと存じます。
初日の本日は、タイムマシンの定義についてお話ししたいと思います。
いまさらとお思いでしょうが、皆さんのイメージマップから今までの概念をクリーンアップしたいのです。
そのあとで本題の遺伝子の仕組み、タイムトラベルへの応用へと話を進めていきます。
それでは始めます。
皆さんはタイムマシンというと何を思い浮かべるでしょうか?
スター・トレック、デロリアン、タイムトラベラー、ドラえもん。
そもそもデロリアンとか人体とかが未来・過去に転送できるようになるにはまだ先のことです。
先というのは、もはやあなたが人類ではなくて、物質でもないぐらい先でしょう。
たとえ生きている間にできたとしても、とても原型をとどめられるとは思えず、そのまま転送先が墓場になるだけでしょう。
タイムトラベルのお話になると、最初から夢物語モードで、肝心の定義がおろそかになりがちです。
定義がおろそかだと議題そのものがあやふやになり、研究にしろ議論にしろ先に進みません。
そこで定義です。
なにしろでき上がってないので、今なら好きなように定義できます。
早速定義しましょう。
この、そもそも大変そうなタイムトラベルで何をしたいのでしょうか?
<駐車場や物置代わりに車やスキーバッグを1億年前の地球に置いておきたい>
いきなりそんな難題を掲げても、現実離れしすぎです。
<自分の祖先と話をしてみたい>
このくらいならよいでしょう。
タイムトラベルとは、<過去の人と現在の人との会話が成立すること>と定義しましょう。
それでは、
順を追って考えてみましょう。
そもそもタイムトラベルの前に、同次元に置き換えてみます。
まず会話が成立するための手段は、数種類あります。
大声で話す。
表情で会話する。
身振り手振りで話す。
狼煙でもよいわけです。
手紙でもよいわけです。
電話でもよいわけです。
動画でもよいわけです。
ほかにもチャットとかテレビ電話とかいろいろ浮かぶでしょう。
これらはとうの昔に実現しています。
これらに時空的な何かを振りかければよいでしょう。
例えば、火星に向けてモールス信号的な宇宙線を猛スピードで送るとなぜか100年前の地球でも見られる。
例えば糸電話の片方をタイムマシンで送り届ける。
鼓膜の一部と声帯の一部を量子テレポーテーションする。
・・・
まあ、デロリアンよりは現実味を帯びてきましたが、まだまだですね。
というか、できなそうですね。
そこで、先の会話が成立することの意味と、皆さんがこれまで思ってきたタイムトラベルの定義を、もう一度振り返ってみましょう。
会話が成り立つ当事者間の情報のやりとりでは、情報伝達に時間を要しています。
相手に伝わるまでの時間は同時ではなく、いくら速くても瞬間であるということです。
必ずタイムラグ、時間差が発生しています。
同様にタイムトラベルにも、この時間差の概念を持ち込むことが必要です。
これまでの一般的なタイムトラベルの概念では同時進行的に物事を進むことを前提としているかと思われます。
実生活では、会話ばかりではなく視覚的なことや触覚的なことでさえ時間差が許容されています。
実生活で許容されることがなぜ、タイムマシンでは許容されないのでしょうか?
これで・・・・・・」
と、IQ226の講演は続いております。
IQ226はリリアンから受け取ったミカからのメッセージで見事、時空を超えることに成功しました。
しかし、正しく時空を超えた場合、それを証明する手段がありません。
何も事件も矛盾点も反故も起きないからです。
始末が悪いことに当時の地球人にはIQ226の理論を理解することができていませんでした。
そこで、講演をとおして、地球人に理解してもらい、次なる段階への研究費とスタッフを集めるという魂胆です。
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