寝たきり猫のベッドの屋根は取り払おう
後悔しきり!
しでかしてしまいました。
高齢猫の寝箱の天地への配慮
猫ベッドの屋根(天井)の功罪
高齢の猫や病気の時に寝込んでいる猫に対しては、その寝床の天井は猫が普通に立てる程度にまで高くしておいたほうが良いという教訓を得ました。
ダンボール箱であれば、蓋を開けっ放しにし、マカロンベットの場合は上部の蓋を取り外しておくとかの対処をした方が良いということをです。
理由は寝たきりになると、そもそも立つ機会が減る上に、寝床で立つことができなかったりもぐりこむようなベッドの場合、立つための足腰の筋力が衰弱してしまう可能性があると思われるからです。
うちの猫が、天上の低いマカロンベッドのせいでいきなり歩行困難になってしまったのです。
ベッドのせいにしているその根拠は、現在は屋根がないようにし、さらに足腰のリハビリをすることで元の健康な状態に戻りつつあるからです。
突然歩行困難に!
猫の高齢化に伴う体調は、日々刻々とではなく一段一段階段を落ちるように悪化すると言われていますね。
もう2週間前の話になりますが、うちにゃんがその前日まで普通に歩いていたのにいきなり右手、右足が不自由になってしまいました。
後ろ足に至っては借りてきた猫の足のようにまるで動かなくなってしまったのです。
思うように足がついてこないので段差で躓き、しまいには一箇所でぐるぐる回り出してしまったのです。
横になる時もいつものようにドタッと一気に倒れるのではなく、柔道の前回り受け身のように右肩を丸めるようにしてその場でモタモタたくずれ落ちるように横になるのです。
それ以前までは20歳オーバーなのに2、3歳の時と変わらぬ元気さから、うちのは魔女で一生死なないのではと思えるくらいの勢いだったのですが、とうとう我が家にもその時が…
と思いきやとんだ勘違い!
原因は老衰でも病気などでもなく、なんと居住空間の狭さの影響によるもののようなのでした。
そもそもうちの猫は食っちゃあ寝!。
そして寝るときはいつも右側を下にして寝転がります。
あまり立っているいる時間がないなあ、と今頃気がつき、寝床のマカロンベッドが今回の歩行困難の原因なのではと思い立ったのでした。
狭いところで身動きせず昼も夜も寝ていたのでは右手右脚の血行は悪くなっているだろうし、筋肉も使わないし、寝るのに邪魔なだけ。
だとするとマカロンベッドにいれかえた秋口から徐々に脚の衰弱が始まっていたことになります。
現在リハビリ中
早速マカロンベッドの屋根を取り外し、ダンボールベッドも今まではダンボールの上に乗れるように蓋(屋根)は閉じていたのですが、それも開けっ放しにしました。
そのうえでリハビリも始めました。
たまたまこの時期は部屋が寒いこともあり何度降ろしても膝の上に乗りたがることをいいことに、足腰のリハビリを始めたのです。
最初は床に直接足を投げ出して、そして少しずつ膝の高さを上げていき、歩行困難になった日から2週間後の現在は、なんと立ち膝の高さにまで普通に飛び乗れるようになったのです。
リハビリ?はしばらく継続してみようと思います。
注意事項としては、飛び乗りに失敗すると、トライするのをやめてしまうことがあるので、確実に飛び乗れる高さから徐々に高くしていくほうがおすすめです。
申し訳ないのと共に、早く気が付いてよかったです。
皆さんもお気を付けください。

まずは尻尾から

爪とぎに乗れてご満悦 どや顔

おかげさまで自力で飛び乗れるようになりました

やっぱり猫は高いところにいる時のほうがりりしい
恥ずかしい実情
我が家はキャットタワーはなく人間向けの家具しかないので、あまり猫には優しくありません。
洗面所は120センチくらい。
大理石チックなのでつるつるでたまにずり落ちます。
寝室は浴室の蓋から60センチくらいの高さ。
我が家は変わった作りで浴室に猫部屋があり、暖房、加湿、乾燥?完備、水飲みほうだいなのです。
水飲み場と食事処はその寝室から40センチくらいの高さでそれぞれジャンプしないと移動できないようにしています。
そういえば洗面所はもう上りたそうにはしても実際には自分からジャンプすることはなくなりました。
てっきりそれはでぶった体重のせいで降りる時の衝撃が大きかったからと思っていました。
今回の件で少し反省して、水飲み場は寝室と同じ高さにも置き、一緒に遊んでいる時には常にそばに水を入れたボールを置くようにしました。
食事は好き嫌いで食事量は変動があるのですが、水の飲む量は健康度に比例しているように思います。
目標は一日500cc以上のしっこ

大量のおしっこは健康の証?
一回分の塊
寝たきり猫のベッドの屋根は取り払おう でした。
それと、いよいよ具合が悪くなってきた時には天井があると外に連れ出すのが困難なんですよね。
天井がなければ上から首根っことお尻を掴んで外に出してあげることができます。
もらしちゃうようになっても、外に簡単に出せるし負担もあまりかけなくて済むので一石二鳥、清潔に保てますよ。
ベッドに戻してあげる時にも楽チンです。
だけど、いいこともありました。
はじめて両手両足の爪全部をまとめて切る(メンテナンス)ことができました。
最近は爪切り見せただけで逃げまくり全然触らせてくれないので、人間の爪で(爪とぎ代わりに)爪を割ったあげていたのですが、結構こちら側の爪も痛むというか痛いというかで大変だったのでした。
この機会に、少しは慣れてくれるといいのですが・・・
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