老猫・高齢猫との暮らし方【猫目線】
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老猫・高齢猫との暮らし方【猫目線】
猫が猫であること
我が家の猫に「とうとう老化か〜」と感じたら、そこでミョーに納得しないで一度次のことを試してください。
猫のお仕事
最初に試すことは「もう終わり」ではないことを猫に伝えることです。
「あなたはもう不要で、すでに終わっている過去の猫」と飼い主が思っていないことを伝えるべきです。
もちろんそう思っていないことを思うだけではダメで、優しく話しかけてもムダに終わります。
どうすれば良いかというと、元気な頃と同じような生活をしてあげることです。
これは、女性を褒めて、気にして、優しくして(時には厳しくして)、そしてあなたなしでは生きていけないと持ち上げる、とどんどん綺麗に、そしていつまでも若々しくしてくれるのと同じ原理です。
ようはたくさん見てあげることです。
病気でないのであれば、引きこもりさせないで、その辺ウロウロさせて、それを見てあげるのです。
そうすれば、気持ちは若いまま、体の老いは最小限に抑えられるかもしれません。
具体的には、さんざん繰り返された猫ならではの、次のようなことでしょう。
- 膝の上で寝る
- キーボードの上で寝る
- 顔の上で寝る
- テレビの上から尻尾を垂らす
- 会話に割り込む
- ようもないのに呼ぶ
- 夜泣き
- 粗相
- おすましポーズ
- 定番の癒しポーズ
上げればきりのないこれらの事を、元気だった頃と同じようにしてあげ、しでかした事にも同じように対応してあげるのです。
ただし今までよりもほんの少し気長に待ってあげて、うまくいかなくても寛容の気持ちを持って接してあげてください。
そうすると、どんどんドヤ顔になり、みるみる目が元気になってくるのが感じ取れるかもしれません。
水は命の源
次にすべきは十分な水分補給です。
まずは容器を見直し、そして設置場所を工夫します。
と言うより、手を変え品を変え、水が飲みたくなるような工夫や、常に水を飲めるように複数カ所で水が飲めるようにします。
我が家ではプラスチックやステンレス製の水飲みから陶器に変えただけで飲む量が倍増しました。
しかし老化が始まった途端激減してしまったので、新たに、洗面所の蛇口、風呂場の床に垂れている水、さらに移動する場所のそばにも置いていつでも飲めるようにしたら飲む量が復活しました。
老化の状態により、今までの容器では飲みにくくなったり、蛇口の水も(もはや見えていないのか)うまく飲めなかったりしますが、いろいろ工夫したり、気長に待ってあげることです。
目標は1日のオシッコの回数が10回〜20回くらい!
目標はどっしりしたおばさんのおしりに戻すこと。
(同じようなことを以前書いてました ねこまんま)
食事を変える
次に食事です。
どこの家庭でもキャットフードでは苦労・工夫していると思いますが、それらに一品加えてみましょう。
それはスープです。
と言っても現在の我が家では新鮮な水に煮干しを砕いてトッピングするだけのものがお気に入りです。
少しでも出汁が出るよう温水もダメで煮込んでもダメでした。
トッピングは、ドライフードの食べ残しをコーヒーミルで粉々にしたのとか、ウェットタイプのパウチに残ったものをすすぎがてらとかの節約を兼ねてと、、煮干しや鰹節などを使っています。
鰹節は片手で粉々になるパリパリのタイプが楽です。
煮干しは小骨が刺さる頑丈な奴は避けたほうが、飼い主飼猫とものみのためになります。
なるべく身があるほうが栄養面では良いのでしょうが、入れすぎると食べてくれないので様子を見ながら調整しています。
これが、お気に入りの状態だと、バクバク飲みます。
水だけの時よりも餌だけの時よりも美味しそうです。
基本リサイクルだし、予算がかかっていないので、気軽に取り替えられるの良しです。
リハビリ・健康体操
最後に猫の老化といえば「足腰の痩せ」ですね。
これに効果のある体操を紹介します。
楽チン兎跳び体操
- 横になっている猫を壁際までスライドさせます
- 後ろ足と前足を壁側に向けます
- 背中や腰を壁に向けて押します
- 猫が反発して押し返します
- 再び押し返します
- 猫が反発して押し返します
- 再び押し返します
- どちらかが疲れるまで繰り返します
楽チン兎カエル跳び体操
- 横になっている猫を壁際までスライドさせます
- 後ろ足と前足を壁側に向けます
- 背中や腰を壁に向けて押します
- 猫が反発して押し返します
- 再び押し返します
- 猫が反発して押し返します
- 再び押し返します
- どちらかが疲れるまで繰り返します
兎跳びとカエル跳びの違いは…ありません、好きな方で呼んでください。
伸び
猫がほとんど寝たきりでも身体が鈍らないのは寝起きの伸びを欠かさず実行していからですね。
この自力で行う伸びを忘れるようになったら要注意!
筋力がどんどん落ちてしまうかもしれません。
起きたままでも寝たままでも構わないのでとにかく(貴重な)寝起きの際には伸びをさせてあげてください。
老猫の場合寝起きでいきなり貧血で立ちくらみとか、そもそもボケていたりするので、まずは水を飲ませるとか、目やに取りとか、鼻かみとか、ブラッシングするとかで、目を覚ましてあげると伸びをするかもしれません。
それでもしない場合は同等の体操をしてあげましょう。
具体的には、
猫のための健康体操は他にもいろいろあるので次回に引き続き紹介します。
続く…
老猫≠高齢猫
猫の老化は廊下を滑るが如し、ではなく階段を一段一段ずつじんわりと、あるいはある日突然に訪れたりします。
飼い主が気を許した隙に老化が進み、いわゆる老化現象に直面して初めて気がつくのです。
日に日に衰えていくのではなく、浦島太郎のおじいさんのようにいきなり老け込んでしまったかのように。
それはそれで仕方がないとして、その症状の全てが回復不能の不治の老化ではありません。
全快するかもしれません。
可能性はゼロではありません。
そもそも「老人はみな病気だ」なんてことはないのですから
健やかな老後のために。
では。 そういえば猫目線といえばここですね。 ⇨ 広島CATSTREETVIEW尾道編
猫目線
神様が10分間だけ願いを叶えてくれるとしたら、
我が家の家族に、いったい今何を考えているのかイエス・ノーでもいいので答えてほしいですね。
今幸せですか?
やってほしいことありますか?
ご飯は美味しいですか?
誰が一番好きですか?
でも、きっと我が家の高齢猫ちゃんの場合
もはや、それどころじゃないと思うんですよね。
意識朦朧だし、目はよく見えない、耳もよく聞こえない、においもよくわからないし、
大好きだった旦那さん(赤虎のチャトラ)は15年以上前にいなくなってしまったし…
きっといつもと同じように生きているつもりなのに、なぜか思うようにならないし…
できれば介護というよりは、補助、をしてあげたいと思っています。
いつもと同じところに同じものがあって、いつもの日課を淡々とこなし…
そして惰眠をむさぼり…
いつもと同じように生きて、ある日…
が、理想です。
以上
老猫・高齢猫との暮らし方【猫目線】
介護の仕方ではなく暮らし方 でした。
続きは、
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我が家はハリオのこれ↓ですが、必ずしもこれがベストでオススメというわけではありません。
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片手でほぐせて、小骨も刺さらないのでオススメです。
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