【いやいや掴む】猫の保護の仕方(首根っこの掴み方)
首根っこをつかもう
猫にゃんを撫でて安心させ、いざペットキャリーにご移動願いたいとき、
抱くのではなく、タイトル通り首根っこをつかみましょう。
お勧めする一番の理由は、抱くのと掴むのでは、成功率の高さはもちろんですが
運悪く失敗した後の次回のチャンスがすぐに来るということです。
逆に野良猫にとって抱かれるなんてありえない行為だと思います。
野良猫にとって抱かれることはへそ天並みに「私を好きに食べて」な状態だと思います。
首根っこをつかむという、慣れていないと抵抗のある方法でも、猫の保護がうまくいくのであれば、
いやいや掴んででもミッションを達成させましょう。
経験済み
対して首根っこを掴むことの朗報は、野良猫は掴まれ方を既にマスターしていることです。
母猫に、移動のための首根っこ掴まれを経験済みなはずだからです。
掴まれることを受け入れることで生き残ってきているのです
そしてそれは、さほど不快ではないと思われます。
掴まれ慣れている猫は、掴まれること自体でグルグルと安心して、
より無抵抗になってくれる場合があります。
家猫出身の迷子猫は、掴まれ方は慣れていないかもしれませんが、
撫でられ慣れているのですぐにマスターしてくれます。
保護される方は問題ありません、受け入れ態勢万全です。
保護する方が慣れていないだけなので、しっかりマスターしましょう。
ポイントはバシッと一発で決めることです。
一発で決めるとおとなしく無抵抗になってくれますが、
掴みどころが悪かったり、ぐずぐず時間をかけていると暴れてしまうでしょう。
その場合でも、外敵に対しての臨戦的になる場合と、「痛かったからやり直せ」的な場合とがあります。
その辺をの判断や勘所も含め、掴み方はコツというより経験だと思います。
そのために普段、家猫などで十分経験を積みましょう。
以下なんとなくの手順と注意点を書きます。
ここでは猫を撫でられる程度になった状態での保護を想定しています。
用意するもの
- ペットキャリー
安物は内部が結構突起やバリがあってけがする場合があるので段ボールとガムテープのほうがお手頃ですね。
ペットシーツを忘れずに。緊張にしろ安堵にしろ、漏らします。
手順
- 撫でる
撫でるときに撫でてよい範囲を確認しつつ、どこをどのくらい掴めばよいかを探ります。
撫でるから揉むような感じに移行すると良いです。 - つかむ
バシッと掴みます。掴んだら手を前に差し出して猫の背後にまわります。
これは腕力が必要です。
重かったらもう片方の手で背中の部分も掴みましょう。
掴みどころが悪く暴れだしたら自身の身を守るために前方に放り投げてください。
ねこにゃんはどんな投げ方をされても、着地はお手の物なので気にしなくて良いです。
放り投げたらリトライできるかを見計らいます。
前述しましたが抱くよりはリトライの可能性は高いと思われます。
それでも、一般的に失敗した後はご機嫌斜めなので、より短時間で処理することが必要になってきます。 - 入れる
入れるときにおしりを支えたくなりますが、良し悪しです。暴れるときは暴れます。
それよりはぶらぶら振ってタイミングを見計らい、一気にお入り願う方が楽かと思います。
イメージは母猫のように子猫を掴むです。
慣れてくると「撫でる」の手順なしでいきなり通りすがりの猫をつかみあげることも可能になります。
緊急時の避難や、急なおもらしで場所を変えたいときなどに使えます。
ではでは成功をお祈りいたします。
ヨーイ
ドン!
(うちのご主人は掴まれ嫌いです)
※本記事は、
少しでも失敗なく楽に安全に怪我なく保護してほしいので、役に立てばと思い書いています。
保護する方と保護される方、両方が幸せになれますようにというのが意図です。
そうでない方はスルーしてください。
日頃十分経験を積んでいて、いまさらな方もスルーしてください。
心無い方の事より保護率アップのほうが急務だと思っています。
もっと良い方法があったら周知をお願いします。
前出の記事と内容が重複っぽいですがそれもスルーしてください。⇒元記事
脇の持ち方も書きました。⇒脇根っこの持ち方
お返事有難う御座います。
今も老猫は私のベッドで横たわっています。
目ヤニ?涙?
もう、施しようが無く、フラフラしながら、寝やすい場所を探しています。
多分身の置き所が無いのかと思います。
軽くなりました。 16年も一緒にいたら。。。
楽にしてあげたいけど、人間が決める事ではない。
迷っています。 ノラ猫って、真冬でも真夏でもこんな感じで、亡くなっていくのですね。
FOTいっぱい有ります。
何処から添付できるのかな?
ブログも1年閉めています。
忙しくて、それど頃じゃない。
初心者ゆえ、どうすれば、FOT添付できるのかしら。
見ても仕方無い?
やまじさん こんにちは
我が家の前猫は事故で顎が噛み合わずノミ地獄な病猫でした。
最後は通院代が払えず自宅で脱水による最後を迎えました。
最後は朝、通勤前に挨拶して一瞬で行きました。
良くも悪くも家族でいてくれたように思います。
子供の時には老猫を、逆に死期を早めるようなことをしてしまいました。
それでも今は、家族の判断はいつでも正しいと思ってます。
はたから何か言えることではないと思います。
老猫さん、嫌がらなかったらたくさんなでてあげてくださいね。
写真はよろしかったら以下のメールにいただけたらと思います。
info@iyaiya.jp