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猫のためのねこまんま
もやは猫のためではなく人様のためのお食事メニューといわれて久しいねこまんまですが、この度我家の猫様がこのねこまんまで、めでたく体調不良から復活することが出来ましたので、あらためて紹介します。
中身は簡単で、猫用の煮干しと鰹節をほぐしたものに水をかけるだけ。
さらに、食べ残しのカリカリを入れたり入れなかったり。
たったそれだけです。
目的は水分補給
とはいえその内容、と言うか目的はいわゆる「食事」として食べさせる為ではありません。
一番の目的は「沢山水を飲んでもらうこと」でした。
実はこうすることで、一日の水分摂取量を格段に上げることが出来たのです。
煮干しや鰹節を食べてもらうのではなく水を飲んでもらうのです。
せめて水分だけでも十分に摂取してくれたら、という願いを叶えることが出来たのです。
これで、今まで以上に水分を摂るようになり、ついでに少しだけ食べる煮干しなどの固形物とその出汁で栄養も摂取できるという一挙両得になりました。
ポイントは、水が減ったらどんどん継ぎ足して行くことと、出汁兼、匂いで食欲をそそるために、食べ残しのカリカリや煮干し、鰹節を適時足すことと、半日程度で作り変えること、残り物はスパっと捨ててしまうことです。
そして今までの水と食事に関してはそのまま同じように与えることです。
これで一日の目安である体重の5%位の200ml以上は摂取してくれるようになりました。
カリカリを食べてくれない時でも、いくらかは栄養を取得できているようです。
その証拠?に風邪も治り、こころなしか以前よりデブりました。
それに、今までは、食べ残しや口に入れても呑み込めず吐き出してしまったカリカリを、もったいないのでそのまま皿に戻すという、ますます食べ残してしまう悪循環を繰り返していました。
この食べ残しや、こぼしたカリカリを、出汁取りに回せることができたことで、さらに食事も進み、無駄もなくなったという一挙両得になりました。
ちなみに我が家では缶詰は食べにくいらしく、なめるだけだった為、使い切れないことが多く、久しく買わないようにしていましたが、また試してみようと思っています。
水は命の源
猫の為の健康の秘訣は、新鮮な水と、ストレス(外敵)のない穏やかな環境と、適度の食事、そう思い込んでいます。
猫にかぎらず、人にかぎらず、水は命の源!
まずは、適量を、摂取できることが大事だと思っています。
水が大事なことは言うまでもありませんが、逆に滅多なことも言えないので猫と水との重要性に関しては、他のサイトさんに語ってもらいます。
猫の栄養学講座 水
猫には猫に必要な栄養素があります。猫の栄養学を勉強して、正しい食事を与えましょう。猫の栄養学講座1回目は6大栄養素の「水」です。
きっかけは猫風邪
我が家では、
去勢手術の時にしか診療所に連れて行ったことのない猫不幸者と、
風邪ひとつひかずに、毎日うるさい、健康な孝行猫とで、なにも問題なく凄してきました。
そんななか、寄る年波なのか、とうとう風邪を引いいてしまったようなのです。
もともと好き嫌いが激しいうえに、カリカリは噛み砕くというよりは飲み込むだけ、という厳しい条件の中では鼻詰まりを掃除してあげても、もはやなにも食べてくれなくなってしまいました。
そして、とうとうトイレ以外でお洩らししだしてしまうようになり…
猫の好き嫌いはわがままではなく生存本能
「猫は保守的で臆病だから、猫エサは一種類で大丈夫、2−3日ほっておけば食べるようになる。それを待てないのは飼い主の勝手な解釈だ」という意見もありますね。
これが正論だとしても、それは「猫を死なない程度に飼う」ときの論でしょう。
そんなんではなく「ガツガツたべて、隙なだけ寝る」という、一番の贅沢をさせてあげたいわけで……
大きな間違い
「猫は一生を通じて1種類の食事でいいんだよ」とある獣医さんから伺いました。
たとえそうだとしても、それ、猫には伝わっていません。
肝心の猫本人はそんなこと思ってないし、もちろんお医者さんから納得させられてはいないことでしょう。
「飼い主が知ってればいいんだ」は大きな間違いです。
会話は成立していないので、当たり前のように、自分の思った通りに行動します。
なにより草食でなく、肉食です。
肉食の場合は、そもそも不定期であり、食する部位も様々なテイストです。
食べれるものを食べて、その中で自分が生きるのに必要な物を補い、成り立つようにしているわけです。
その結果、ネギ、玉ねぎは猫には毒だし、ご飯などの穀物も特に食べなくて済むような体質になっているわけですね。
水分に関しては、猫発祥の地が砂漠なこともあり、水分補給を最小限で済むようにできていると言われたりしますが、結果的には成人の人間とほとんど同じで体重の5%位が一日の必要量だったりしますね。結構な量です。
ということで、キャットフードジプシーなどという言葉で、猫の大好きな餌探しの大変さが称されますが、それこそ大きな間違いといえるでしょう。
もともとそれが猫たるゆえんとすべきで、気に入っても気に入らなくても、各種取り揃える必要があったのです。
好き嫌いが猫の証
かくして、猫のDNAはいくら美味しい食材でも、同じものを食べ続けていると警報を発するわけです。
健康に生き延びるために、心を鬼にして、さっきまでガツガツ食べていたものに急に見向きもしなくなるわけです。
よって、正しくは、猫の生存本能を満足?させるために、その生存本能スイッチが入ったらすかさず別の食材に切り替えてあげることです。
どちらにしても、猫の健康を考えられているキャットフードなので、健康的には問題ないでしょう。
それよりも、本能の思い通りになることで猫が猫らしく生きら、自身や満足度をえられることでかなりのストレス軽減になることでしょう。
最初から、そういうものだとわかっていれば、複数のキャットフードを不定期に切り替えればいいだけです。
「猫エサは1種類だけで良い」は「百害あって一理あり」くらい。
真偽はともかく、これで、双方のストレスが減り、お互いの信頼関係がより深まるのであれば、それに越したことはないでしょう。
我が家のねこまんまの作り方
- 鰹節を細かくちぎって猫エサ皿に入れます
手で握りつぶすだけでパリパリになるタイプが楽です。鰹節をちぎって入れます
- 煮干しを細かくちぎって猫エサ皿に入れます
小骨が手に刺さることがあるので要注意
- たっぷりの水をそそぎます
- おこのみで余った猫エサを入れます
- 猫が食したらすかさず水を補充します
- 余り物があったら加えます
11月のお気に入り
2015年11月の投稿からもうすぐ1年経過する、2016年9月末現在の状況報告を追記します。
猫まんま、今年の春以降、一切食べなくなりました。
そしてまっしぐらだったドリーミーズも8月に入ってあまり食べなくなりました。
そして今のお気に入りはこれフィリックス、がつがつ食べています。
[csshop service=”rakuten” mode=”embed” keyword=”フィリックス やわらかグリル”]
同系統のウェット&ゼリータイプには見向きもしません。
そして今更ですが一般的というか昔ながらの猫まんまといえば、
カツオ節を醤油で味付けし、ご飯によく混ぜるとか、ご飯に味噌汁をかけてカツオ節をまぶす、とか残り物にトッピングする感じですが、
現代では、しょうゆの味付けも、人様の食すみそ汁も塩分過剰なのであまりよくないといわれています。
余り物を上げるという習慣がない現代では猫にあげる猫まんまは逆に贅沢品な部類になるのではないでしょうか
思うに、最初に臭いで、次に食感、最後に味、で考えてあげるとよいとおもいます。
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