猫にマスクを着用すると爪切りが楽になる?

 

猫用マスク(目あき、目なし)

クリニックで爪切りをしてもらうという概念がまるでない我が家では、格闘してでも自宅で爪を切っています。

二人で行うときには一人は目隠しをするなどして気をそらした隙にさっと切ることができるのですが、一人ではタイムリミットである「唸り声」まであっという間なのが実情です。

そんなある日、猫用の爪切り補助具の「もふもふマスク」という商品をネットで見つけ、早速購入しようとしたのですが、レビューを見ると「すぐに外してしまう」とか「暴れてしまう」とかあまり芳しくない報告もありました。

買ってから後悔する「外れもん番長」の私にもビビントくるものが…「一旦嫌われたら二度と使うことはできない」だろうことが想像できたのです。

こういう、相性というか当たり外れのある製品こそ、「気に入らなかったらいつでも返却OK」だと嬉しいのですが、世の中そう甘くなく、逆に気にいる自信がある商品か、「返却OK」を売り物にした商品でしかそういうシステムはありません。

そういうわけで珍しく今回は、購入前のリサーチすることにしました。
(そういう意味で送料が必要というのは我が家には歯止めがかかって良いことです)

私の愛用のマスクで試してみようというものです。
時代は変わり我が家でも最近やっと立体マスクにバージョンアップしたところです(1枚15円以下)。

贅沢に2バージョン用意しました。

目開きと目なしです。

猫用マスク(目開き・目なし)

猫用マスク(目開き・目なし)

スペシャルな点は、耳にかけるゴムの長さを適当な長さに調整できる点と、目的に合わせめて、見たい方向、視界を調整できる点です。

 

 

装着具合はというとこんな感じです。

猫用マスクの装着方法

人様と同じように耳にかけて猫用マスクを装着します。 後頭部はハゲではなく刈り上げの痕です。

耳にかけるのではなく、後ろで軽く止めるような方法でも構いません。
どちらにしても、簡単に取れるほうが望ましいと思います。

 

 

猫用目あきマスク

猫用目あきマスク 何とか歩ける…

猫用目なしマスク

猫用目なしマスク 爪切り時だけでなく就寝時にも!  もちろん息できます(息してます)

 

 

 

 

爪きりは出来たのか?

グッジョブ

グッジョブ

 

肝心の爪きりはというと・・・結果的に言うと、大成功です。

どちらのタイプでも爪を切らしてもらうことができました。

マスクを装着してもいつもと同じように膝上でまったりしている時に、前足の爪を切ることができました。
ただし、歩行中にいきなり足を持った場合は…そりゃだめで当然!

 

機嫌次第なのは想定済みなので、怒って取ってしまうぐらいではこちらも動揺しません。

 

とにかくバリエーションが増えたので良しとします。

 

マスク効果?

さて、うたい文句的にはどうだったのでしょうか?

感想としては、

そもそも猫が好きなことに「目隠しをさせられることが好き!」と、「目を抑えられることが好き!」とがあると思います。

このマスクの場合は「目隠しをさせられることが好き!」程度なので、手で顔面を強く押さえつけて隠すのに比べると喜びは少ないように思えました。

それでも、とにかく目の前にきになるものがあるので「同時に二つのことは考えられない」という事への効果は認められるし、爪切りを見られないで済むことの効果は大きかったかと思います。

それに、猫からみて「何も見えない」は、「誰にも見られていない」とイコールなので寝つきもよかったように思います。

なので、目の箇所に穴が開いていても、いなくても、爪切りに関してはうち猫の場合はあまり違いはありませんでした。

目あきの場合は普通に生活できそうだとは思ったのですが、視界の狭さに気が付いた時点でアウトでした。

そういえば(たまたまかもしれませんが)スーパーのレジ袋のように、かくれんぼ遊び状態にはなりませんでした。

 

感触は良かったのですが、繰り返したり、耳へのかけ方がうまくいかないと、不機嫌になってしまうのは仕方がありません。

 

あと、残念なことに、あくびには対抗できませんでした。

あくびをした後に口の中に入ってしまうので、そこまでです。

すっかり気に入ってしばらく寝入ってたりしていたのですが、あくびをしたら終わりです。

なので簡単に取れるに越したことはないでしょう。

あくびをしたあとの再装着は出来たり、怒ったりでした。

 

今更ですが、向き不向きはあると思うので、

まずはマスクよりも前に、手で顔を覆ったり、コンビニ袋で遊んだりして様子を見ることから始めると良いと思います。

 

そして肝心の商品はというと…

 

もしも装着を嫌がらなければ、花粉症予防にもなりえるかもしれません。

花粉症の予防と対策という意味では、猫より愛犬にこそその効果がありそうですね。

 

花粉症の予防にも効果があるとなるとより価値があがりそうですね。

 

以上

猫にマスクを着用すると爪切りが楽になる?

でした。

爪切りの格闘記事はこちら ⇒ 正しい爪のお手入れ

 


 

 

猫にマスクを着用すると爪切りが楽になる?

今日は後ろ足の爪きり日 2016/5/8

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コメント

    • まゆ
    • 2018年 5月 07日

    爪切りにマスク必要ないですよ。虐待は、100万以下の罰金ですよ。警察に通報しておきます。Twitterに拡散されてましたよ。猫飼う資格ないですよ。

      • admin
      • 2018年 5月 07日

      通報ありがとうございます。猫に限らず虐待と思わしき状態を発見したらご通報をよろしくお願いいたします。

      (たかが)爪切りの大変さをリサーチされてみるとよいと思います。捨て猫育ちとかは結構大変です。

      ★虐待や遺棄の禁止
      愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者
      →2年以下の懲役または200万円以下の罰金
      愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者
      →100万円以下の罰金
      愛護動物を遺棄した者
      →100万円以下の罰金

      ★虐待の禁止
      動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。
       なお、食用にしたり、治る見込みのない病気やけがで動物がひどく苦しんでいるときなど、正当な理由で動物を殺すことは虐待ではありませんが、その場合でもできる限り苦痛を与えない方法をとらなければなりません。

    • りお
    • 2018年 5月 08日

    今では猫ちゃん爪切り専用マスクが売ってますよね!
    買おうと思っていたんですが普通のマスクで代用できるんですね!
    とても勉強になりました!
    試してみようと思います!!

      • admin
      • 2018年 5月 09日

      こんにちは
      マスク、目隠しすると大人しくなる猫ちゃんには有効だと思います。
      反対に、見えない敵に対しての「攻撃待ち受けモード」になる場合は逆効果かも。

      それとは別に、次の野生度テストをしておくとよいと思いますのでお試しください。

      横たわってまったりしている猫の下側の足(特に前足)を撫でるなりいじってみます。
      今度は上側の足を同じようにいじってみます。

      野生感のある猫は、上側の手(足)の自由を奪われることにストレスを感じるようです。
      我が家の猫は寝ている時でも上側をいじろうとしてものらりくらりとかわされます。
      下側の手はそもそも自由に動かないので無防備に、上側の手はいざという時の猫パンチのための待機状態のようです。
      上側にある手の爪を切ろうというのは無謀だし、防衛本能に対し失礼に当たりのではないでしょうか。
      このような猫に対しては、下側の爪から切って、下側が終わったら猫ちゃんをひっくり返して、反対側の爪を切ってあげると安全です。
      信頼関係も生まれそうな予感がしますし

      野生度の度合いは様々ですし、体勢でも違いちょっとした抱き方一つでも大きく差が出てくると思われます。
      もしも、りおさん家の猫ちゃんがワイルドな猫ちゃんだったら違いがあるかもしれませんので一度お試しいただけたら幸いです。

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