あなたは大事な家族のお抱え運転手です。
お抱え運転手編は、そこそこ運転できればよい、という生半可なレベルではなく、
お抱え運転手というジャンルを極めたい人向けです。
車を運転する目的は様々です。
仕事がらみの方もいるでしょう、自分が楽しみたい方もいるでしょう。
好きで乗っているわけではない方もいるでしょう。
そんななか、自分の腕前を見せて自慢し、またほめてもらいたいという方もいるでしょう。
腕前は外から見ても一目瞭然なものと、一緒に同乗して初めてわかるものがあります。
外から見てわかることも大事ですが、ここでは
一緒に同乗している者にしかわからないような微妙な操作について説明します。
今回取り上げるのは、運転操作の基本、ハンドルと、ブレーキと、アクセルの3つです。
ライトの点け方や前後左右の確認方法などは、ここでは扱いません。
スムーズな発進・加速、スムーズな巡航、スムーズな減速・停止を極めましょう。
これらは同乗している皆に、ドライブを気持ちよく楽しんでもらうために、とても重要な要素だと思います。
これらは運転していれば日常的に繰り返す当たり前の操作ですが、
当たり前にできているようで、結構な技術差があります。
そして悲しいかな、同乗すればすぐにわかってしまいます。
わかりやすい判断方法は、発進・加速時、減速・停止時、さらに右左折・コーナリング時のギクシャク度でしょう。
うまく操作できていないときには、同乗者の上半身が振り回される感じでガクガクしてしまいます。
そんなとき、同乗者が黙っていても、下手なフォローをされても、結果的には運転手にとっては、責められていると感じ、後味が悪いものです。
こんな当たり前の操作であっても、熟練のドライバーでさえ、その操作は難しいものがあります。
運転手の技術だけではなく、車の癖や、車と運転手との相性なども関係するからです。
運転に無頓着な人は顕著ですが、神経をいくら遣っていてもうまく操作できないこともあるのです。
直そうと思ってできることと、できないくらい難しいものがあるということです。
極めるためには、かなり地味な努力が必要です。
さあ、この機会に地味な努力を始めましょう。
まずは、概要説明から。
そして比較的簡単な減速、停止へと続きます。
概要説明
目次
以下の順で説明します。
- 減速
- 停止
- 加速
- 一定速度の走行
- 発進
- 右左折
- コーナリング
図解
以下の様な図を使って説明します。
ただし数値や曲線は適当です。あくまで参考程度にしてください。
アクセル、ブレーキ、スピードの図
ハンドル舵角、加減速度、左右の加速度の図
それでは次回をお楽しみに。 → お抱え運転手 減速編
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